2019年12月14日土曜日

OctoPrint / OctoPi

基本的にはGコードを送るためのソフト

ネットワーク越しに、Webブラウザから操作する。
単なるSender/Controllerではなく、USBカメラを使用して遠隔監視する機能なども追加されている。
プラグインをインストールして機能を追加することも出来る。

3Dプリンタで使用することを意図して開発されているが、プラグインでGRBLにも対応する。
Windows / MacOS / Linux に対応している。
RaspberryPiでも動作可能なので、PCを常時起動しておく必要がなくなるなどのメリットがある。



インストールに関して難しい事は「何もない」はず。
普通に Raspberry に OSをインストールするだけの簡単なお仕事です。
分からなければ、ググればスクショ付きで丁寧に解説されているWebページなりBlogなりが見つかるはず。
多少の英語を苦にしないのなら、公式サイトの説明に従えば良い。


RaspberryPi向けにOS丸ごとパッケージ化したものがOctoPi。

詳細は公式サイト ↓ で…。

プラグインリポジトリ
  https://plugins.octoprint.org/

Webcam Tab
  ウェブカメラの映像を独立したタブに表示させるプラグイン。
  私は一番最初に、このプラグインをインストールしたけど、ぶっちゃけ不要だった。
  このプラグインはコントロール画面からカメラ映像を切り離してしまうので、映像を見ながらヘッドを動かす事が出来なくなってしまう。
  まあ、カメラ映像を頼りに遠隔でヘッドを動かす、なんて機会は滅多にないとは思うけど…。

  後述するダッシュボードを追加すればカメラ映像と出力状況を同時に表示してくれる。

Multicam
  複数のカメラを取り扱えるようにするプラグイン。
  普通に2台めのUSBカメラを繋げばいいのかと思いきや、カメラのストリームを追加する事になるので、ストリームサーバーを持ったカメラのサポートツールが必要になる。
  motion とか、インストールしておけばおkなんだけど、motion の説明が大変なので、見なかった事にして下さい。



  カメラ/ストリーム とにかく映像ソースを追加すると、コントロール画面に切り替えボタンが追加される。
  つまり、2台以上のカメラ映像を同時に表示する事はできない。
  あと、この Multicam と 上述の Webcam Tab は相性が良くないというか、タブ表示は1台めのカメラ映像しか表示してくれないので、実質的に併用不可なので注意が必要。
  OctoPrint-Dashboard プラグインで、ダッシュボードにカメラ映像を追加する場合も2台め以降は無視されて、1台めのカメラ映像が自動的に採用される、
  やや残念な点もあるけど、これはこれでアリかも知れない。
  実用性はともかく、試してみると面白いとは思う。

OctoPrint-Dashboard
  現在のプリンターの状態をザックリと表示するページを追加してくれるプラグイン。
  ザックリと、というと聞こえが悪いので、一覧性が高い簡潔な表示、という事にしよう。


  このプラグインは DisplayLayerProgress という別のプラグインに依存しているので、そちらもインストールする必要がある。
  プラグインマネージャーは依存関係を自動的に解決してくれたりしないようだ。

Resource Monitor
  OctoPrint サーバーとなっているホストのリソースを表示するプラグイン。
  ディスクの使用量など、一部の情報は OctoPrint-Dashboard でダッシュボードに表示出来るし、出力中はリソースの変動状況よりもカメラ映像を見る事が多いので、思ったよりも出番が無い可哀想なプラグインでもある。
  正直、無ければ無いで、そんなに困らないと思う。




以下は、気になってるけどインストールしていないプラグイン。

OctoPrint-Enclosure
  GPIOにセンサーを接続して監視するプラグイン。
  これも IFTTT 対応らしいので、OctoPrint-IFTTT よりも、こちらを選ぶべき?

  https://plugins.octoprint.org/plugins/enclosure/

OctoPrint-IFTTT
  出力の終了時などに IFTTT をトリガーするプラグイン。

OctoPrint-Slic3r
  スライサー関係のプラグインもいくつかあるみたいだけど、良くわかっていないので要調査。

  非力なRaspberryPiでスライスするのもどうか、とか色々と思うところはあるが、プリンターに食わせるデータを集約する事には、相応に意味があると考えている。
  出力される成果物の品質は、スライス設定に大きく影響されるので、元の形状データとスライスの設定を併せて管理したい。



The system OctoPrint is running on is currently throttled. Due to that it's not possible to install new plugins in order to avoid possible issues caused by system instability.
とか出てプラグインがインストール出来なかったり、システムのアップデートが出来なくなる場合の対処

間違っていたので訂正(2019/12/23)
監視を止めてしまう事で、プラグインのインストールを抑止する仕掛けも動かなくなる(但し、これによって生じる不具合もある)だろうと考えていて、一時的に問題がなくなったと思ってたら、いつの間にか再現していた。

ちゃんと、根本から解決しないとダメだ。

電源の容量不足かCPUの加熱によって、システムが制限状態になっている、という事なのだけど、Webブラウザで見ると 雷のマーク(⚡みたいなの)が出ていたので、原因は電源の問題らしい。

容量は足りているはずなので、USBケーブルを 2A対応 ってのに換えてみたら、落ち着いた模様。
5V 4A のACアダプタでも、⚡が出たという話もあったので、USBケーブルの選定は意外と大事なのかも知れない。
因みに、私が使用したのは100均のケーブルなんだけど、いつ、何処で買ったものか分からない。
多分、一番近くにある、セリアだかミーツだかで買ったもののような気がする。
問題があったケーブルは、ダイソーで大昔に買ったやつで、USBケーブルに500mA以上流すという発送はなかった時代の商品だったと思う。

当たり前の話だけど電源は大事だ。

スパナマークのアイコンをクリックして設定画面を開く



This will regularly check with the Pi if something is amiss either with power regulation or CPU/GPU temperature.

のチェックを外す


そして再起動
というか、この手順は後で編集して別エントリにしておいた方が良さそうだねぇ。

とりあえず、おしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿