2019年10月8日火曜日

後入れナット

記事にしてないけど、最近CNC3018のキットを買った。
写真撮りながら組み立てるのも面倒だし、結構昔からあるキットなので、今さら何か書くべきことがあるとも思えず…。

ただ、こいつも3Dプリンタと構造はほぼ同じだし、造りも良く似ている点があって、構造の大半をアルミのフレーム材に頼っている。
デルタだと60度のアングルを自前で何とかする必要があって、Kosselの構成の肝になっている感じだけど、普通に直角に組んでいくなら90度のアングルが簡単に手に入る状況になっている。

で、このフレームとアングルをボルトとナットで固定するのに、2020のフレームの溝に後から嵌め込めるナットがよく使われている。
これが気に入らない、という話。

レゴブロック的に、組んだりバラしたりを繰り返すには実に都合が良いのだけれど、設計が決まってしまえば後からナットを入れる必要はない。
後から「ナットが入る≒後でナットが外せる」なので、何かの拍子にナットごと抜ける可能性もある訳だ。
Kossel では、リニアガイドの取り付けの際に、ナットが上手く締まってなくてガイドレールがヨレて出力がヘロヘロになる(一応、形にはなっていたが…)という経験もした。
これは、私の経験不足による単純なミスだけれど、後入れのナットでなければ防げたはずの問題でもある。

CNC3018だと、そこそこ強度が欲しいはずのフレームで後入れナットを使う意味がわからない。
まあ、後で組み直すには好都合だとは思うけれども、一回組んだら半年や一年は組み直す事もなさそうだし、そんなに長寿命の製品ではないとも思う。

ちゃんとした?Tナットを買って、Kossel も組み直そうかと、少し考えている。

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